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るつぼ (戯曲) : ミニ英和和英辞書
るつぼ (戯曲)[きょく, くせ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

戯曲 : [ぎきょく]
 【名詞】 1. play 2. drama 
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity

るつぼ (戯曲) : ウィキペディア日本語版
るつぼ (戯曲)[きょく, くせ]

るつぼ』(原題:''The Crucible'')は、アーサー・ミラーによる戯曲セイラム魔女裁判と、それを通して当時問題になっていた赤狩りマッカーシズムに対しての批判を描く。1953年1月、ニューヨーク市マーテイン・ベックシアター(en)で初演。全4幕。
1996年には映画化された。
== あらすじ ==
全体の構成は以下の通り
*第1幕(序曲)- パリス牧師寝室
*第2幕
 *第1場 - プロクター家居間
 *第2場 - 夜の森(現在は省略されることが多い。)
*第3幕 - セイラム法廷控室
*第4幕 - セイラム牢獄独房
時代は1692年、マサチューセッツ州セイラムである。
春まだ浅い深夜の森で、美少女アビゲイルと少女たちが黒人奴隷のティテュバとともに全裸で踊っているのを牧師のパリスに発見される。当時のマサチューセッツ州ピューリタンの信仰が厚く、そのようなはしたない行為は神への冒涜とみなされていた。しかも、少女の一人で牧師の娘ベテイが意識不明となってしまう。パリスはただうろたえるばかりで何も対処できない。そのうち、町の有力者パトナム夫妻が「悪魔を呼んだからだ」と言いだし、悪魔払いのヘイル牧師がかけつけるなど町中が大騒ぎになる。そこに町のさまざまな問題。パトナム家とナースおよびジャイルズ老人との抗争、アビゲイルが自身と関係をもった農夫ジョン・プロクターに対する恋心などが坩堝のように絡み合った挙句、少女たちは町の人々を魔女として告発してしまう。(第1幕)
いまやアビゲイルらは聖女扱いとなり、セイラムでは無実の人々が次々と逮捕、処刑されている。プロクターはアビゲイルとの不義のため妻のエリザベスと気まずい関係にあるのを悩み、さらにパリスが気に入らず教会に行かないことをヘイルに指摘され、魔女の嫌疑をかけられてしまう。そこへジャイルズが妻が拘引されたと駆け込む。プロクターは、魔女告発の一人である下女のメアリーの言動から、パトナムやアビゲイルの陰謀に気づくがすでに遅く、役人のチーバーによってエリザベスが拘引されてしまう。思い余ったプロクターは森でアビゲイルに出会い、告発を思い止まるよう説得するが、逆にアビゲイルから想いを打ち明けられてしまう。(第2幕)
プロクター、ジャイルズらは、ヘイルの協力でダンフォース判事に妻の赦免を願い出る。ジャイルズは魔女騒ぎはパトナムのでっちあげと訴えるが、ダンフォースから証拠提供者の名前を求められる。ジャイルズは、余計な関わり合いになるのを防ごうと拒否し、逆に魔女と疑われ拘引される。プロクターはアビゲイルと対決する。だが、言い争ううちにプロクターはアビゲイルの不義を口走り立場が悪くなる。アビゲイルは不義を否定するどころか悪魔がいると言いだして皆を扇動し、少女たちがプロクターを魔女と告発する騒ぎになり、プロクターも拘引されてしまう。あまりにも不条理なやり方に怒ったヘイルは、法廷を出て行く。(第3幕)
季節は秋から冬になろうとしている。この間にセイレムの街は多くの人が入牢したため、家畜が町をさまよい、収穫もできないままで混乱が続き、流石に魔女裁判はおかしいと人々が気付き始める。身の危険を感じたアビゲイルは失踪してしまう。このままでは暴動がおこると憂慮したパリスとヘイルの説得により、ダンフォースは裁判の正当性と保身のため、プロクターに魔女の告白をさせ、その代償に今朝の処刑を中止すると持ちかける。エリザベスと心行くまで話をしたプロクターは、最後まで否認を貫いたジャイルズの死を知り衝撃を受け、告白することはジャイルズや同じ死刑の判決を受けたレベッカ・ナースら仲間を裏切ることになると悩むが、家族への愛を断ち切ることができず、断腸の思いで偽りの告白をする。さらに判事に説得され、ようよう供述書にも署名するが、市民に署名を見せると聞いて良心の呵責に耐えかね、供述書を破り、従容と朝日に輝く処刑台へ上って行く。(第4幕)
 

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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